医療・介護・保育・教育・障がい・貧困対策など、福祉が係る領域は広く、福祉の恩恵を受けていない人は一人もいません。
全ての県民が未来への不安を抱えることなく、今よりも心穏やかに日々の暮らしを送れる山形県を作ります。
効果的な財政配分と制度の立案、新たなネットワークの構築などを通して、「いのち」と「くらし」を守れる山形県の新しいカタチを提言します。
ヨーロッパ諸国から生まれた社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)という考え方は、福祉の世界基準です。
社会的な擁護を必要とする人達(障がいや難病を抱えた方達、ひとり親家庭、生活困窮者、ニート、引きこもり、DV被害者等)が「居場所」を持てず、社会参加が進まない国に未来はありません。
震災後に高まった「絆」に代表される社会連帯の機運を一層広げ、誰一人社会から排除されることが無い山形県を目指します
規制緩和と自己責任の名の下に、働く人々の非正規雇用化が進み、3人に1人が不安定な雇用形態に苦しんでいます。
併せて日本社会の貧困化も進み、子どもの貧困率は2014年に過去最悪の16.3%を記録しました。6人に1人が貧困層という状況は、OECD加盟34か国の中で下から4番目です。
セーフティネットとして、県民のための雇用対策と格差の是正を提言します。
クラウドファンディングを活用して、2階の半分がシングルマザー限定シェアハウスになっている病児保育室付きの保育園(「穂積たからもの保育園」)を2018年4月に起ち上げました。地域の保育ニーズに応える共に、世界一酷い貧困率(54.3%)に苦しんでいる日本のひとり親家庭の生活課題を解決するのが目的です。「住む」「働く」「育てる」を一体のサービスとしてシングルマザーに提供する、日本初の取組みです。
参照:https://readyfor.jp/projects/seraphim 「貧困の連鎖をここで断ちきる。シングルマザーの"自立"を支える家」